淑与野Channels 高等学校

教科書や参考書を作る仕事に就いて日本の教科書をもっと良いものにしたい!

なぜ淑与野へ?

姉が淑徳与野に通っており、文化祭などを見に来て雰囲気が自分に合っていると思いました。入学して、同じような目標を持ち、趣味や考え方が似たような生徒がたくさんいてとても安心しました。高校生だからということもありますが、みんな自立していて、しっかりとした考えを持っていて、意見が違ってもそれを認め合える。女子同士のけんかやいじめもなく、男子の目を気にせず「素の自分」でいられるのも良かったですね。
また、「女子の力」を感じることもできました。たとえば、イベントや生徒会活動でも、中学校の頃は「重いものは男子」「生徒会長は男子」というように、男子と女子の役割が何となく別れていました。でも、女子校ではすべて女子の力でやらなければいけません。そういう環境で3年間過ごしたことは、将来に向けて大きな力になると思います。

高校3年間の思い出は?

一番の思い出はアメリカ修学旅行です。それまで、それほど海外に対するあこがれがあったわけではなく、この時も、はじめての海外で、しかもホームステイをするというのでとても緊張しました。でも、受け入れてくれたファミリーが私たちを家族の一員のように扱ってくれて、拙い英語を一生懸命聞きとってくれたり、わかりやすくゆっくり話してくれたりして、何となくでも通じ合うことができました。最後は別れるのがとても寂しかったです。わずかな滞在だったにもかかわらず、日本に帰って驚いたのはリスニング力がアップしていたこと。修学旅行がきっかけで世界に目を向けるようになりました。
みんなで受験勉強を頑張ったことも忘れられません。私は予備校や塾には通わず、学校の授業と講座を受け、後は自習室で勉強しました。それは、自分のやりたい科目や単元を自分のペースで勉強したかったから。学校の自習室は平日は夕方6時まで、土曜・日曜も4時まで開いていて、そこに行けば友だちがいて、一緒に頑張れます。国立大学を目指す人は3月の後半まで受験がありますので、一緒に頑張れる友だちがいることはとても心強く、それも目標大学別にクラス分けされる「類型制」のおかげだと思います。

将来の夢は?

大学では教育学を学びます。教員を目指すのではなく、教育の制度や在り方などを研究することが目的です。子どもにわかりやすい教科書や参考書をつくることもその一つ。たとえば今高校で使っている「世界史」の教科書は、いろいろな国の歴史がばらばらに出てきて、時系列で理解するのが難しいと思います。また、世界史と日本史を別々に学びますが、世界の歴史と日本の歴史を比較しながら学べたらいいのに、と思うこともあります。
専攻は欧米研究で、特に進んでいると言われる北欧の教育制度を学びたいと思っています。日本の義務教育は、先生が一生懸命教えますが、たとえばフィンランドでは幼稚園の頃から「自分で学ぶ」ことを大切にすると言います。東京学芸大学には北欧に提携大学がありますので、できれば1年間留学してしっかり学んできたいと思っています。